• 木島 瑞歩

株式会社toiro 木島 瑞歩さん 〜セクシャルマイノリティ専門の人材紹介会社設立に込めた想い〜


皆様初めまして!

Friends' Friendsさんが募集していた「LGBTに関連する記事募集」に立候補し

こうして記事を書かせて頂いている者です。


「えーと、あなたは誰...?」と言ったお気持ちの方が99%だと思いますので、

まずは私の簡単な自己紹介をさせて頂きます!笑


名前は木島 瑞歩(きじま みずほ)と申しまして、1990年生まれの東京育ちです。

少し変わった経歴でして大学卒業後は警察官として約2年間仕事をしたのち

退職後は美容クリニック専門の人材紹介会社へ転職、その後美容クリニックの人事課に採用責任者として入社後、2021年6月にセクシャルマイノリティ専門の人材紹介会社「株式会社toiro」を設立しました!


今回は私が何故、セクシャルマイノリティ専門の人材紹介会社を設立したのかなど、

経緯や想いなどを書かせて頂きます!

《目次》

1 小さいころからの疑問

2 衝撃を受けたCM

3 当事者の声や姿を届ける動きも

4 今後の目標


1 小さい頃からの疑問


私は小さい頃から超が付くほどのおてんばでして、3歳になる頃には自力で家を脱出し近所に出かけたり、男の子と取っ組み合いの喧嘩をして学校の先生に怒られるなど、「活発?」といった言葉がピッタリな女の子でした。

そしてそこに拍車をかけるように、私の両親はとにかく自由に好きなことをやらせてくれるので、私が戦隊もののショーを観に行きたいと言えば連れていってくれましたし、4歳頃の写真を見返したりすると、戦隊シリーズの変身グッズを身に着けカッコよくポーズを取っている私が映っています笑

※戦隊ベルトの写真がなぜか実家ですぐ見つからずこちらの写真になりました....泣




ただその頃から、近所の人や小学校の担任の先生には


「女の子なんだからもう少し女の子らしく遊びなさい」

「女の子なんだから男の子みたいな言葉を使わないこと」


など「女の子なんだから」「女の子らしく」という言葉を耳にタコができるほど言われ続けていたのを今でも覚えてます。


その当時から


「周りが言う女の子らしさって何?」

「女の子らしく振舞うことが正解なの?」


といった違和感や


「なんで性別は男女の二つしかないの?」


といった疑問を感じていました。

髪の色や言語・国籍などには種類や選択肢があるのに、なぜ性別は男性か女性かだけのカテゴライズしかないのか。もっと色んな性の多様性があることが本来の正しいあり方なんじゃないかなっていう気持ちが、今でも自分の考えの中にあり、ゆくゆくセクシャルマイノリティー専門の人材紹介会社を立ち上げるきっかけにもなりました。

2 衝撃を受けたCM


美容クリニック専門の人材紹介会社でキャリアアドバイザーをして2年経った頃、何か物足りなさを感じていました。

その物足りなさというのは自身がキャリアアドバイザーとして求職者と企業側の間に入っている意味があまり見出せないとった気持ちでして。。。

美容クリニックの転職って、看護師さんのような有資格者だと結構受かりやすく、クリニックにご紹介すれば受かるというような、極論看護師さんが自分でクリニックに応募しても受かるような業界だったので、だんだん自分の存在価値を考え始めたんですよね。

そんな時にふと、パンテーンのCMを見て衝撃を受けたんですよ。


トランスジェンダーの方が就活する上での苦悩や葛藤を赤裸々にお話しているCMでして。体は男性、性自認は女性という方が、自身のアイデンティティの長い髪を就活の為に切りたくないお気持ちを話していたり、履歴書の性別欄で男と女のどちらに〇をつけるかで悩んだとお話をしているCMがかなり衝撃的で。


私も転職に携わる仕事を最前線で行っていましたが、就職や転職を始めるもっと前段階でこんなにも苦悩を抱え、就活や転職すら断念せざる得ない人がいることをはじめて知り、徐々にこの仕事をしているのに本当にこのサービスが必要な人のサポートが出来ていないことに悔しさを覚えまして。


それと同時に人材紹介は本来、そういった人たちの為にあるべきサービスじゃないといけないんじゃないかなと考え、セクシャルマイノリティ専門の人材紹介を自分の手でやりたいといった思いが芽生えてきたというのが現在この事業を始めた一番の理由です。

3 当事者の声や姿を届ける動きも


人材紹介業を実際やってみて実感するのは、人材業界は狭い世界というか、当事者間の内輪だけで完結してしまう閉じたサービスだなと感じています。ここでいう当事者というのは、求職者と企業側といった意味で、良くも悪くもこの2者間で簡潔してしまう世界なんですよね。内輪だけでどんなに理解が進んでも結局、その輪の外にいる人たちにこそ知って欲しい、理解を広めたいという思いもあるので、人材紹介とは別に

「LGBTQフォトプロジェクト」をスタートします!

(告知っぽくなってしまいすみません。。。)


これはファッション誌「VOGUE」の表紙や有名ブランドの広告撮影も手掛ける著名な写真家の方の協力のもと、セクシャルマイノリティの方の自分らしい写真を撮影するプロジェクトです。撮影した写真は弊社のWEBサイトやSNS、写真集などの形で多くの方にご覧いただいて、写真を通してセクシャルマイノリティの方の声や姿を届け、まずは知ってもらうきっかけになって欲しいと考えています。

そのプロジェクトの資金を募るクラウドファンディングも行っていますので、ぜひ多くの方にお力を貸していただけると嬉しいです。

プロジェクトリンク:https://camp-fire.jp/projects/view/442372


4 今後の目標


まず3年以内には人材紹介の基盤をしっかりと作って、転職する際に弊社のサービスを思い浮かべてもらえるようにというのが当面の目標です。

そして10年後には…立ち上げたばかりですし、こんなことを言うと誤解されるかもしれないですが、弊社サービスがなくなっていたらいいなと。それは他の事業をしたいとかではなくて、セクシャルマイノリティに特化した人材紹介会社がなくても、普通に求職者の方が自分で応募し採用され、セクシャリティーを理由に不採用にならない世界がくればいいなと思ってのことです。


私自身


LGBTQの友人が多く居るわけでもありませんし

LGBTQ当事者でもありません。


でも、だからこそ、非当事者だからこそできることがあると信じ、人材紹介会社を立ち上げました。

いつの日かこのような活動をしなくてもよい世界になるよう

そのような当事者の存在を身近に感じることができる社会実現の為、活動し続けたいと思います。

■株式会社toiro

https://www.toiro-job.com/

■LGBTQフォトプロジェクト

https://camp-fire.jp/projects/view/442372

■Instagram

https://www.instagram.com/toiro.job/

■Twitter

https://twitter.com/toiro_job