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  • 執筆者の写真Madolog

国際カミングアウトデーに寄せて

更新日:2021年10月1日



来たる10月11日!

国際カミングアウトデーが今年もやってきますね!


国際カミングアウトデーとはなんぞや?


Google先生に聞いてみたところ、

いろんなサイトがありましたけど、

ちょっと抜粋させていただきました。



国際カミングアウトデー(ナショナル・カミングアウト・デー)とは、


「世の中が同性愛者の人々に向ける差別や偏見をなくし、クィアのアイデンティティを祝福するため」に作られたのだそう。


ロバート・アイヒベルク氏は、1993年に以下のように述べています。


「同性愛者の人々が偏見と恐怖によって傷つけられないためにも、私たち当事者たちが“カミングアウト”し、人々に自分の存在を知ってもらう必要があるのです」


との事。



LGBTQ当事者にとって大事ですよね。

カミングアウト。

元々は、coming out of closet(クローゼットから出る)という言葉から来ているそうです。


世間一般的には、「公に隠していたことを打ち明ける。人に言わないような秘密の告白」というような意味に捉えられてるように思いますが、ほとんどがLGBTQの人が自分のセクシャリティ等を告白する時に用いられる用語だと思います。



かく言う私も何度もカミングアウトをしてきました。

(今でも、新しい人に言う時は実は結構緊張している事は秘密です🤫。あ、言っちゃってるけど🙄)



が、しかーーーし!

私にとって、カミングアウトという言葉はあまりポジティブには映らない。



なぜなら、



人生で一番初めて友人にカミングアウトした中2の夏。

私Mちゃんが好きかもしれない。




高校の時に付き合っていた彼女とキスしてるのも見られてはいたが、酒の力を借りて改めて姉にカミングアウトをしたバー。




1度目のチャンスでは言えず、2度目に2人きりで食事に行き、実は話があるの。と切り出したら、何!?!?!?と、その瞬間のリアクションが謎に1番大きかった母へのカミングアウト。



重要なカミングアウトの時、わたしはいつも泣いてしまう。



なぜ泣いてしまうのか。


それは、この話をすれば自分を拒否されるかもしれない。もう今までのようには接してもらえないかもしれない。恐怖と緊張。


そして、本当の自分をずっと知ってほしかった。

この私という私を受け止めて欲しいという願い。



これらの想いが胸を詰まらせ、涙が勝手に出てくる要因だとは思うのですが、、



なので、マイナスな感情を引き起こすカミングアウトという言葉があまり好きではありません。



最初にご紹介したロバートさんの言葉の通り、たしかに、カミングアウトし、LGBTQの存在を世の中の方々に知ってもらわなくてはなりません。

特に、テレビやドラマ・映画の中だけでなく、あなたの隣にいる生身の人間がそのようなセクシャリティの持ち主です。

と、お知らせすることはとてもとても大切だと思います。



けれど、そもそも、 

そんな緊張して、泣いちゃうくらい緊張して、自分のセクシャリティって言わなきゃいけないことかな!?



ほんとはどんなセクシャリティでも、

いろんな人がいて当然という考え方が、

人類の当たり前になれば、

LGBTQにおけるカミングアウトなんて言葉必要なくなるわけで。



そんな世の中を作るために、

カミングアウトしていかなきゃ行けない現状があるわけで、

だから、

遠いけど、近いであろう未来のために

今出来ることをひとつずつ。



あ、でも大事なことがひとつ。

『Coming out of closet クローゼットから出る』

というこの言葉は、

誰でもカミングアウトしろと要請するものではないということです。

クローゼットから出るということは、

自分自身を見つめ、自分を肯定し、

自分を閉じ込めていたクローゼットからまず一歩出てみる。

そういった意味もあるそうです。


そして、そちらの意味の方が大事なことだと思います。


今年の国際カミングアウトデーが、あなたにとって何かひとつのきっかけになるといいですね!



リサーチしてたら、

去年のNetflixのカミングアウトデーのキャンペーンのコピーが素敵だったので。👇


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10.11 COMING OUT DAY

この日、観てほしいシーンがある



どんな相手を愛し、どんな恋愛を望み、

どんな自分らしさを求めるのか。

それは、一人ひとり違う。


自分らしく、ありのままに生きることは、

誰にも否定できないということを、

このシーンは教えてくれる。


10月11日は、カミングアウトデー。

いろんな性のあり方を認め合い、

誰もがオープンにできる世界を語り合おう。


違ってあたりまえ。

そう思う人が増えれば、

カミングアウトなんていらない。

それは、自然な会話のひとつになっていく。



あたりまえのことを、あたりまえに言える時代へ。

NETFLIX


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※サイトもなかなか素敵な内容なので是非


いいコピーですね〜。



ということで、、私もカミングアウトデーに何か1つアクションを起こしたいと思います!💪🌟



そして、10月をカミングアウト月間として、

このブログでも皆さんの思いを吐き出してもらえたらと思うので、あなたの想いをシェアしましょう!



LGBTQにおけるカミングアウトという言葉自体がいつかなくなる日が来ることを切に願って、


今日も


心を燃やせ!!!🔥

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